株式会社きまち湯治村

設立趣旨

マスコットキャラクター 少子高齢化の進展する中にあって、豊かさ・生きがい・ゆとり・遊びを生活に組み込む欲求が高まっています。これらの実現には健康づくりが必須であり、健康の基本要素である食、運動、休養(リラクゼーション)を各ライフステージに応じて提供していくことが重要です。  

 旧宍道町では、現松江市宍道町上来待に「健康の里」構想を打ち立て、日帰り温泉施設、食と体験施設、温水プール、集会・研修施設、農産物加工処理施設、保健健康センター施設、公園施設など、健康の基本要素を担う各種機能施設を集積させ、健康づくり事業、地域資源・産品を活用した商品開発や外客誘致による地域経済への貢献、就業機会の創出と地元雇用の促進など、多面的な健康づくりへのサービス提供を開始しました。  

 個々の施設の持つ機能がより効果的に発揮し、市民サービスを向上させるには、施設間の連携が不可欠であり、効率的事業展開の観点も加え、これらの施設の一体的運営管理が喫緊の課題となりました。また、これらの施設は性格的に公益性と収益性の両面が求められるものが多く、運営には環境の変化に対応し、積極的かつ柔軟な対応が求められることから、運営主体を株式会社方式とすることとし、地元金融機関等のご理解を得、自治体と共に第三セクターを設立する運びとなり、「株式会社きまち湯治村」を設立しました。  

 「株式会社きまち湯治村」は、以上の趣旨を踏まえ、「健康の里」の理念を尊重し、市民の健康増進、地域の産業経済の活性化、そして活力ある地域づくりに寄与していきます。